Daiwa板倉工法とは
柱の外側に厚みのある無垢板を打ち付け
壁を作っていく弊社オリジナル工法
無垢材現しによる美しい内観に加え、
複数の柱に対し長尺の板材を
留め付けることにより
優れた耐震性を獲得。
弊社標準の外断熱工法との組み合わせで
高い断熱性能と結露の心配の少ない
安心な住まいを実現しました。
木で包む、質実剛健な構造
板倉工法は、森林資源の豊かな地域で古くから使われてきた建築手法で、ログハウスもその代表的な例です。日本においても、神社仏閣や古民家にその原型を見ることができ、板の張り方には縦張り・横張り・部分張りなど、さまざまな形式が存在します。
当社の「Daiwa 板倉工法」は、できるだけ厚板を切らず、長いまま柱の外側から打ち付けていくのが特長です。木材は継ぎ目が少ないほど強度が高くなるため、このシンプルな考え方が、そのまま構造の強さにつながっています。一方で、厚板そのものが内装仕上げを兼ねるため、室内側に石膏ボードなどの下地を設ける必要がなく、空間を有効に使うことができます。一方で、設計や納まりにはより丁寧な検討が求められます。
この工法の最大の魅力は、その「質実剛健さ」にあります。厚さ30mmの無垢板は耐久性に優れ、表し仕上げとすることで壁内劣化するリスクを抑え、長期にわたって安定した性能を保ちます。建物全体を木で包み込む構造となるため、使用する木材量は一般的な住宅の約2倍に及びます。
また木材は、断熱性(熱伝導率 約0.1W/㎡K)にも優れており、構造材でありながら断熱材としての役割も担います。理論上、板そのものが破断しない限り構造は成立し、加えて木材特有のしなやかさにより、地震のエネルギーを吸収する制震的な効果も期待できます。
しかし、こうした板倉工法にも課題があります。
建築は建築基準法をはじめ、消防法などさまざまな法規によって規制されており、防火性能については過去の大規模火災を受けて年々厳格化されてきました。とくに都市部の準防火地域や、岐阜市や一宮市等の広域に設定されている「22条区域」においては、高い防火性能が求められます。
そのため、内装に木板を用いる板倉工法は、建築確認の取得が難しく、実質的に採用できないケースが多くなります。ただし、準防火地域及び22条区域であっても、「防火性能を満たす壁」であることを証明し、認定を取得すれば、板倉工法の採用は可能になります。
そこで当社は、先に述べた「日本住宅・木材技術センター」にて、独自に工夫を施した板倉壁の防火試験を実施しました。
厚みのある無垢板は、燃えにくい。
その特性を証明したからこそ、防火に厳しい地域でも板倉の家が実現します。







