「ミンゴーラ」2004年9月6日、パキスタン北部小紀行17頁。

この写真はパキスタン北部のミンゴーラの町で撮ったものです。タイムスリップしたような随分ワイルドでスリリングな町でした。
その後新聞によると一時町ごとタリバンが支配?とでていました。私はこの日朝方一人でこの町の路地をビデオ片手にふらついていました。
と、ある人物が私を手招き、狭いうねった通路を抜けると立派な四方回廊式の中庭へと出ました。柱間、多分6.5m×10mほど、完璧に四方が一戸で囲われたお屋敷でした。
多分その人物は私に自分の家を自慢したかったのだと思います。相当な金持ちらしく、子供を抱かせた下男を伴っていました。パキスタンはイスラム戒律が世界一きついと言われており妻は客に顔を見せてはいけないので、多分女性群らはどこかから私を覗いていたでしょう。
主人はコップに入った水を持ってこさせ私に振る舞いました。私は飲まない訳に行かないのでその水を飲んだのですが随分生ぬるかった事をよく覚えています。
これほどの金持ちでも冷蔵庫などある筈のない世界なのです。私はその夜、死ぬほどのひどい下痢に襲われましたが、多分原因は別(闇で買った缶ビールが大腸菌だらけだった?)にあったと思っています。

ミンゴーラの中庭 四方回廊の豪邸
奥に主人と子供を抱く下男







