CONCEPT HOUSE
- WOODワークス
- 中庭のある家
金華山 中庭のある家
外でもなく、中でもない空間。四季の移ろいを感じる中庭の家
「金華山の家」は、誰の視線も気にならないプライベートな空間"中庭"をもつ住まいです。家の中心にある中庭は、どこにいても中と外とのつながりを感じられ、陽の光や風、緑がもたらす風景をいつも身近に感じることができます。
「金華山の家」は、展示目的の一般的なモデルハウスとは少し違い、大和工務店が目指す「冬暖かく・夏涼しい家」を造るための様々な工夫を、実際に人が住みながら効果を日々検証している実験住宅でもあります。DAIWAの家の様々な設備や熱的仕掛けはコンセプトハウス「金華山の家」で効果を実証できて初めてお客様に提案されるのです。
現在「金華山の家」で検証しているシステムや設備の一部をご紹介します。
実験 1 DAIWA式二重床利用システム
- 1階の床の直下に造った空気層を活用したシステム全般をDAIWA式二重床利用システムと呼びます。冬場に足元が暖かいのは気持ちのよいものです。大和工 務店では二重床を活用した玉井ソーラー(太陽光利用による床暖房システム 特許取得)、お風呂サーマルリサイクルシステム(特許申請済)、高性能エアコンによる床暖房の3種の床暖房方式を提案しています。
玉井ソーラーの集熱機器
お風呂サーマルリサイクルシステムの配管
実験 3 様々な気化熱効果
打ち水等による冷却効果はよく知られていますが、実際にそれを住まいに活用しているシステムは多くありません。金華山の家では、雨水や井戸水を利用した中庭の噴水や、屋根にミスト発生装置を設置し、夏でも極力電気を使わないエコロジーな冷房システムを提案しています。
真夏の地面の温度は軽く45℃を超えます。そこで、井戸からの水を散水すると、たちどころに24℃程まで温度は下がり、まさに渓谷の涼しさがそこに出現します。■チムニーによる夏の冷却効果
夏は室内に熱がこもりがち。熱い空気は上昇する性質を持つため特に2階が暑くなります。その空気をチムニーやハイサイド窓から排出させ、1階の窓から新鮮な空気を取り込めば、室内には自然に空気の対流が発生し、室内の暑さをずいぶんと和らげることができます。>
金華山の家では当社代表・玉井が日々生活しながら、いかに少ないエネルギーで快適に生活できるかを日々模索しています。ちょっとしたDIYで冬暖かく・夏涼しく暮らす工夫や、最新の省エネ機器を賢くつかい電気代を節約するノウハウなど、エコロジカルに暮らすためのたくさんのアイデアを皆様にご提案しています。