
完成したY邸Cottage 6月5日午後3時頃 見学可能-当社岡崎へ

今年1月中旬 大雪に埋もれるY邸Cottage 屋根葺き工事終了時

ひるがのCottage居間 38畳以上ある 大黒柱は檜8角形32㎝
Y邸・ひるがの別荘のY様への完成引き渡しを6月5日(木)行いました。この日は快晴、関事務所出発PM1:30、関気温は31℃、現地へは約1時間、ひるがのスマートインター下車、標高1000m、快晴、気温24℃、ほぼ無風、大日岳、白山が良く見え、快適でした。
国の「省エネ地域区分」で行きますとここ「ひるがの」は3地域(全国は8地域に分離・岐阜市は6地域)平地条件だと青森市同等となり冬は過酷ですが夏は快適となります。
Y様の本宅は関市(6地域)にあり、昨年の夏の過酷な暑さ等で「ひるがの別荘」を考えられ、関の本宅等3戸を新築させて頂きしました当社に土地探しから設計施工までを相談、依頼頂き、このほど完成・引き渡しとなった経緯です。
当社は郡上市では八幡、大和、白鳥までは結構な実績があり、多雪には慣れているのですが「ひるがの」は今回初めてです。標高で行きますと岐阜市御手洗の私(玉井)の自宅で15m、会社のある関市山田で35m、八幡で約300m、大和約400m、白鳥約500m高鷲700mひるがの1000mとなります。
伊吹山(1389m)から能郷白山(1620m)大日岳(1709m)白山(2702m)の「奥美濃逆L山地」は日本有数の多雪地域の一つです。多雪の原因は日本海の対馬暖流と偏西風にあります。もしこれが逆流し北東から南西へと流れる寒流となれば雪は激減し、日本の気候は全く異なるものとなるでしょう。
今年は「10年に一度、いやこんな大雪初めて」という地元「ひるがの」や荘川の住民もびっくりという大雪に見舞われ、その真只中でこのY邸は「ビクともせず」(大工工事を担当した当社早田3兄弟の感想)建設され、無事5日にY様への引き渡しとなりました。
「ひるがの」に行った方は多いと思いますが、そこで家を建てるとなると全く話は違ってきます。過酷な条件での住宅建設は通常地域での住宅建設に参考になります。(私は真冬の北海道、真冬のロシア、砂漠、高地-最高標高4800mに行って過酷気候を体感しております)
今回この体験が一般地域での住宅の建設にも参考になる…と考え「Y邸ひるがのCottage建設日記」としてシリーズで書いてみる事にしました。是非感想等お寄せ下さい。
第一回終了 第二回へ続く