長良杉の板材を求めて・・・

こんにちは!

三月も中旬に入り暖かな日が増えてきました。そしてこの時期になると気になってくるのが杉花粉。自分の症状はそこまでひどくはないのですが、何となく調子が悪いという憂鬱な日が続きそうです・・・。

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昨日ですがいつもお世話になっている製材所の工場見学に行ってきました。

奥に見えるのが「モルダー加工機」 四角い原木を用途に合わせた様々な形に自動で削る機械です。

お目当ては大和工務店がいつも使っている「長良杉」の板材。

工場内に立ち込める杉のいい香り・・・。週明けにも写真の10倍ほどの杉板が大和工務店の倉庫に搬入されます。

何もしなければ花粉をまき散らす困った?杉の木君も製材してしまえばこんなに美しい素材に早変わり。大和工務店はとにかく無垢の板材を大量に使う為、今後の上棟ラッシュの前にたくさん発注をさせて頂きました。


戦後復興の需要をあてにして大量に植林された杉の木ですが、外材(外国の木)との価格競争に敗れ、適齢期を迎えても伐採されることなく多くは放置されてきました。その為、林業の担い手も少なくなり、山が荒れるという悪循環に陥っています。

しかし、昨今の燃料費の高騰や物価高で国産材と外材の価格差はほとんどなくなっています。

地元の素材は地元で使う「地産地消」が一番良いのは言うまでもありません。しかも近場で採れるのはあの「長良杉」です。

「花粉も木を使わなければなくならない」ということで、今後も無垢の木をいっぱい使った快適な住まいを皆様にご提供していきたいと思っています!

「岐阜市の家」地鎮祭

こんにちは!

今日の朝ゴミを出しに道を歩いているとどこからかいい香りが・・・、少し暗い中ふと道端に目をやると梅の花が満開でした。

いつもは車に乗ってと通りすぎているので気づきませんでしたが、もう春はそこまで来ているんですね。

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先日「岐阜市の家」の地鎮祭がありました。

当日は晴天に恵まれ絶好の地鎮祭日和に。(地鎮祭は「雨降って地固まる」と言われるように、たとえ雨が降っていても縁起が良いものです!)

今回の「岐阜市の家」H様邸ですが、減税や補助金施策をフルで受けることが出来る「GX志向型住宅 & 長期優良住宅(耐震等級3)」仕様の住まい。

「GX志向型住宅」は住まいをご検討中の方々には非常に気になる補助金だと思いますが、省エネに特に優れた住まいに「160万円」が支給される今年度最大の住宅支援事業。弊社の建物の場合、凡そ標準仕様で要件を満たすことが出来そうです。太陽光発電の採用を検討しているのであれば是非狙っていきたい補助金ですね。

そして「長期優良住宅(耐震等級3)」の方は、今はもう多くのビルダー様が採用されメジャーな仕様となってきましたが、大和工務店の「長期」は一般的な住まいとは少し違います。

通常耐震等級を取得する為には合板やそれに類する新建材を多用する必要があります。しかし、大和工務店は床壁から屋根天井、そして構造材に至るまで無垢板が標準仕様。今まではそういった無垢材をメインに使用した住まいは耐震等級の取得が難しかったのですが、大和工務店の新工法ではそんな「木々しい住まい」でも耐震等級3を取得可能です!

ダイナミックな大屋根の「耐震等級3」の住まい。天井の木は化粧材ではなく本物の分厚い無垢板を使った”構造体”です。

H様、地鎮祭おめでとうございます!

「羽島の家」地鎮祭

こんにちは!

今日から3月に入り、寒さもだいぶ和らいできましたね。

振り返れば先週・先々週までは陽が落ちると断続的に雪が降り、近年でもまれにみる寒さが続いていました。

雪が降ると困るのがお客様との打ち合わせ。打ち合わせは基本的に弊社まで足を運んでいただく場合が多いのですが、最近は遠方のお客様も多く、特に愛知県にお住まいの方は地域柄スタッドレスタイヤを利用していない場合がほとんど。打ち合わせ当日は「オンライン」で行くか「対面」で行くか幾度なく悩みましたが、もうそんな心配はしなくてよくなりそうですね。


先日ですが「羽島の家」の地鎮祭がありました。

前日の夜には粉雪がぱらつくようなお天気でしたが、当日は寒くはありましたが晴天に恵まれました。

今回の「羽島の家」は内観・外観共にスッキリとしたシンプルモダンの住まい。比較的「木々(モクモク)しい」家が多い大和工務店ですが、こんなスタイリッシュな家も作れるんだぞ!というところを見せていきたいですね。

N様、地鎮祭おめでとうございます!

今年も・・・・

こんにちは!

去年の末ごろからおかげさまで多くのお話をいただき忙しく、ブログがおろそかになっておりました。申し訳ありません m(_ _)m

年明けから大分間が空いてしまいましたが、本年もよろしくお願い申し上げます。


早速ですが、今年の建築業界は大きな変革の年となりそうです。

1つ目は「4号建築物の廃止」。あまり馴染みのないお話だと思いますが、今まで住宅をはじめとする小さな建築物は着工前の審査を簡易的に済ませる規定がありました。しかし4月からはそれが無くなり、審査期間の大幅な長期化が予想されています。審査の長期化は建築工期に直結します。皆様を待たせないようにできる限り早めの行動を心がけていきたいですね。

そして、2つ目は次の段階に入ったことを感じさせる「省エネ」施策。本年度もやっぱりあった大型補助金ですが、前年度の「ZEH水準の住まい80万円」に対して、今年は同基準でも半分の40万円と大幅ダウン!それに対して新たに発表された補助金額160万円の「GX志向型住宅 」は、かなりの高水準の住まいを要求しています。「もうZEH水準は当たり前でしょ」という国の心の声が聞こえてきそうですね。

この「GX志向型住宅」ですが、試算をしたところ弊社の標準仕様に近い仕様で何とかクリアできそうな気配。今年はこの補助金を狙うお客様が多くなりそうです。

昨年の没パース。形は大分変りましたが、現在誠意建築中です!

 

本年もありがとうございました

こんにちは!

今年も残すところ後わずかとなりました。

大和工務店も今日で仕事納め、一年を通して使わせてもらった事務所を大掃除して本年を締めくくります。

そして、本日も師走のお忙しい時期かと思いますが、お客様にわざわざご来場いただき打合せの機会を頂くことが出来ました。しっかりと夢を見据えて動き出そうとするお客様のお手伝いができるかどうかは大和工務店の努力次第。さっそく年明けからご提案の準備を進めていきたいと思います。


<年始年末のお知らせ>

年始年末について、下記の通り休業日とさせていただきます。

12月29日(日)~1月5日(日)

来年度は1月6日(月)より通常営業となります。休業期間中のお問い合わせにつきましては6日以降に順次ご返信させていただきます。

皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。


本年も格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございました。

皆様のご健康とご多幸をお祈りし、穏やかなお年を迎えられますことをお祈り申し上げます。

「関の平屋の住まい」お引渡ししました!

こんにちは!

先日完成見学会をさせて頂いた「関の平屋の住まい」ですが、本日お引渡しがありました。


お施主様のN様より最初にお話をいただいたのは遡ること2018年頃。

そこから計画自体が不透明になったり、後から始まったご家族の住まいの方が早く完成したりといろいろありましたが、昨年から本格的に計画が再スタート。

今年初頭より工事が着工し少しお時間を頂きましたが、昨日無事竣工となりました。


「関の平屋の住まい」は和モダンスタイルの平屋。

屋根は今は珍しくなった銀いぶし瓦で葺き、鼻先(屋根の先端)は職人技が光る一文字瓦葺きで施工。和瓦の重厚さと軽やかな軒先が同居する高級感のある屋根になりました。

和瓦と左官仕上げの外壁に木格子が良く似合います。外構は引き続き計画中。

内部は東農桧と長良杉を使った「真壁造り」。そのままでも十分美しいのですが、今回は木部に古色仕上を行い、落ち着いた古民家調の和のインテリアとしました。

南の一番大きな窓には荒間障子を設置。日中は袖壁に完全に引き込んで、外の景色を目いっぱい取り込みます。
写真では見えないのですが、奥の和室には本格的な床の間があります。黒檀の床柱に欅の違い棚、そして地袋などなど・・・
障子を通すと光が柔らかくなります。

N様、住まいの完成おめでとうございます。今後も引き続きよろしくお願いいたします!

「伊木山の家」お引渡ししました!

今週は「伊木山の家」完成見学会&お引渡しがありました。

最近の見学会はお客様が一時と比べ少なかったのですが、伊木山の家はおかげさまで多くの方にご見学頂くことが出来ました。本当にありがとうございます。

今回の見学会ですが、実は開催日当日のご予約は少なめで、代わりに別日の個別案内を希望をされるお客様が大変多くいらっしゃいました。お子様がご一緒だとなかなか土日に家族全員の予定を合わせるのが難しい場合が多いのかもしれません。今後は従来の見学会のあり方を少し見直さなければいけないかもしれませんね。

というわけで・・・

見学会に参加したいけれど、どうしても当日お忙しい場合は是非一度ご相談ください。今後も可能な限り予定を合わせご案内させていただきます!


そして、今日はお引渡し。

朝方からの雨空で心配していましたが、徐々に小雨になって、お引渡し中は何とか持ちこたえてくれました。この時期雨が降ると屋外の説明が寒くて大変になります。

今回はDAIWAオリジナル床暖もご採用頂きました。エアコンによる床暖で足元からほんのり優しい暖かさが大変好評をいただきました。

工事用キーから本キーへ切り替える通称「鍵の儀式」。今まで使用できた工事キーが使用できなくなり、住まいが本当の意味でお客様に「お引渡し」される瞬間です。

お引渡しを終え、今後の予定についてしばしお施主様と歓談・・・

今後はアパートにいたときにはできなかった音楽等の趣味にも力を入れていきたいとO様。集合住宅のメリットもたくさんありますが、羽を広げて暮らしを楽しむことが出来るのが戸建のいいところ。お別れの際に以前ご自身が制作された音楽アルバムを頂きました。スゴイ!

O様、住まいの完成おめでとうございます。今後も引き続きよろしくお願いいたします!

「雪原のコテージ」上棟しました!

こんにちは!

今日で11月も終わり明日からはもう12月、早いですね・・・。そして、寒くなるわけです。

急激に冷え込む速度にまだ体が慣れていないこの時期、体調を崩さないように気をつけていきましょう。


昨日ですが上棟がありました。

今回は12月にもなれば一面雪景色の少し寒い地域に建つ住まい。

地域柄冬の寒さが厳しい場所なので、標準仕様の樹脂サッシを一部トリプルガラスの木製サッシに変更したり、屋根の断熱材を一回り厚くしたりと、一段階上の断熱性能を目指しました。

天気予報では近々降雪の予報があったのですが、上棟当日はお天気も何とか踏みとどまってくれました。

画面中央の紅白巻きの柱は直径30cmを超える東農桧の大黒柱。先日「丸七ヒダ川ウッド」さんの製材所から購入した貴重な一品です!(その時の記事はこちらから)

上棟はなんとか予定したいたところまで完了し、翌日(今日)現地を訪れてみると・・・

さすが雪国、昨日までに屋根を伏せ終えて正解でした・・・。


雪原のコテージ」の完成は春ごろを予定。その頃には「新緑のコテージ」になっているかもしれませんね。

11月30日・12月1日 各務原市「伊木山の家」完成見学会

こんにちは!

ホームページの方にはすでにお知らせしていましたが、11月30日(土)・12月1日(日)に各務原市にて「伊木山の家」完成見学会があります。

今回の「伊木山の家」は屋根が大きく掛かった「大屋根スタイル」の住まい。

大和工務店でも近年この「大屋根スタイル」や「1.5階建て」のような特徴のある住まいが増えています。

人気の理由は大きな吹き抜けのダイナミックな空間が作れることや、一体的な屋根が持つスマートな外観など、今までの住まいとは“異なる”空間やビジュアルが支持されているからなのですが、実は現代の生活スタイルに根差した“現実的”な要因もあります。

近年、1階で生活が完結する平屋スタイルが大人気ですが、建築費が割高であったり、土地に余裕が無かったりと、その実現が難しい場合も多々あります。

そうした場合であっても、将来のことを考え極力1フロアで生活が完結できるようなプランを考えた場合、1階に寝室を置き、2階に「子供はいつか巣立っていくもの」と割り切って極力小さく作った子供部屋を配するような「大きなボリュームの1階に、小さな2階が乗る」というプランが考えられます。このようなプランに「大屋根スタイル」「1.5階建てスタイル」がピッタリ嵌るわけです。

と言うことで少し前置きが長くなりましたが、そんな現代のニーズにマッチした「伊木山の家」、大和工務店が得意とする「大屋根スタイル」の家を是非見に来てくださいね!

ご予約は「こちら」から承っております!


<弊社設計施工の最近の「大屋根スタイル」の家ギャラリー>

和蕎庵の別館「わん蕎庵」がTVに!

こんにちは!

昨年竣工したワンちゃん連れでもお蕎麦が楽しめる「わん蕎庵」が東海テレビさんのNEWS ONEにて紹介されていました!(こちらからご覧いただけます)

「わん蕎庵」はお蕎麦の名店「和蕎庵」の別館として昨年、建物の計画から施工を大和工務店が携わらせて頂きました。

引用;東海テレビ様  NEWS ONEより

大型犬と”一緒に”お蕎麦を食べられる場所をお客様に提供したい!というワンちゃん大好きな大将の熱い思いから始まった「わん蕎庵」計画。

お店はとにかく全てが「わんこファースト」。ワンちゃんが滑りにくく足腰への負担が少ない床材の検討や、大型犬に対応可能なゆったりめの座席の配置、机の高さやリードを留める金物の個数や位置等、店主の古川さんと共にたくさんのアイデアを出し合って完成した「わん蕎庵」はオープンから本当にたくさんの愛犬家さん達が来店、食事時は本館共々いつも多くのお客様で賑わっています。

わんちゃんと一緒に関方面にお出かけの際は是非「わん蕎庵」にお立ち寄りくださいね!(もちろんわんちゃん連れでなくても本館でお食事できます。お料理は贔屓目なく本当に美味しい&お値段もリーズナブル!)


完成当時の和蕎庵 本館
多人数のお客様に対応できるようにと増築した別館「朱の間」(右側)
全てが”わんこファースト” 別館「わん蕎庵」

最初に完成した「和蕎庵本館」、宴会等にも対応可能な別館「朱の間」、そして今回の「わん蕎庵」の3棟は大和工務店の設計施工で建築させていただきました。